ヒロGです。
【PAMM】ゴールドブリオン(GOLD BULLION)という商品が4月25日リリースされましたが、実際にどうなのでしょうか?
結論から言うと
GOLD BULLION(ゴールドブリオン)はおすすめしません。
・金のリスクについて触れていない点
・リスクの説明が皆無で非常に胡散臭い
この記事を読むと
・ゴールドブリオンの概要
・PAMMとは何か?
・金のリスクについて
・では、おススメは何か?
がわかります。
ヒロGって誰っていう方はこちらのプロフィールをご覧ください。
ゴールドブリオン(GOLD BULLION)とは
商品名 | ゴールドブリオン(GOLD BULLION) |
内容 | ゴールド専用のPAMM |
証券会社 | FXBeyond |
参加費 | 無料 |
最低証拠金 | 10万円 |
出金 | 月1度の指定された日 |
手数料 | 30%(利益が出た場合) |
FX初心者の方がきいて、ちょっと理解しにくいですね。

「PAMM」と「XAU/USD」の部分がよくわからないのではないでしょうか?
簡単に言うと
PAMMとは、Percentage Allocation Management Moduleの略。
FXのトレードをユーザーはすべて、トレーダーに運用を任せる制度です。
簡単な契約書を交わすことにより、ユーザーの口座と紐づけされて、トレーダーの発注指示がユーザーの口座にリンクされます。
XAU/USDとは金/米ドルのこと。
ゴールドブリオンを知るには
・ゴールドのリスク
・PAMMとは
を知らなければなりません。
では、解説していきますね。
金の特徴とリスク

ゴールドには以下のような特徴があります。
・値動きが大きい
・長期的にみると、上昇トレンドだが….、
・有事の金
金は値動きが大きい
1時間足のチャートですが、値動きが大きいですよね。
![]()
出典;chartpark.com
たとえば、1日の値動きですが
・ドル/ユーロやドル/円などの通貨ペア、せいぜい100pipsほど。
・ゴールド(XAUUSD)については、1000pipsを超える。
主軸通貨ペアに比べて10倍以上の値動きが発生します。
金は長期的にみると、上昇トレンドだが…
![]()
出典;三菱マテリアル
長期スパンのチャートをみれば、明らかに上昇トレンドです。
金に値動きで意識しておきたい基本は「金とアメリカ景気は逆相関」にあることです。

短期的にはアメリカ経済に注目するのが1つの指標になると言えるでしょう。
もちろん、それ以外にも価格変動の要素はたくさんあるので、間違えないようにしましょう。
気をつけておきたいのが、最近ですが下降傾向にあります。
2022年4月の1か月のチャートですが、次のようになっています。
![]()
出典;三菱マテリアル
金は有事のとき
2月に勃発したロシアのウクライナ侵攻のような有事には、投資家は金に逃げます。
戦争の影響で、通貨の動きが急激になり、リスクが伴うからです。
「有事のときには金」は非常に有名なセリフです。
有事のときには強いですが、戦争が終わると、どうなるでしょうか?
投資家は金以外にも投資するので、ロシアのウクライナ侵攻が終われば、下がる可能性もありますよね。
金のリスク
金の特徴でお伝えしたように、1日の値動きで、よく使われる通貨ペアの10倍以上の値動きがあります。
これはいわゆるハイリスク・ハイリターンです。
ゴールドの取引をすべて、ハイリスクと批判しませんが、ゴールド専用のPAMMであるゴールドブリオンにはハイリスクであると断言できます。
長期的には上昇トレンドですが、2022年4月下旬では、最近はじりじり下がってきています。
ドル円も一時130円目前まで行きましたが、徐々に落ちてきています。
「長期では上昇」だけで判断するのは危険といえるでしょう。
PAMMとは
FXでは、PAMMと似た言葉にMAMというものもあります。
マネージドアカウント
簡単に言うと、どちらも、「マネージドアカウント」。
つまり、他人に運用をしてもらう口座になります。
自分の代わりにFXに詳しいプロのトレーダーに自分のお金を運用してもらうスタイルです。

MAMとPAMMの違いは?
どこが違うかですが、主に2つの違いを知っておきましょう。
MAMは取引中のポジションや取引履歴を見ることが可能。
PAMMは取引履歴は見ることはできない(結果のみ通知)
こちらはMAMの口座(子口座)とPAMMの口座(子口座)のMT4の画面です。

トレーダーが自分の運用手法を公開したくない場合、PAMMを採用します。
ですから、PAMMの場合、透明性は低く、注意しなければならないでしょう。
どの通貨を、どのように売買したかは全くわからず、結果(増減)のみ知らされます。
MAMの口座であれば、履歴をみることができます。
MAMは資金の管理は顧客の口座。
PAMMは資金の管理はマスター講座(トレーダーの口座)
MAMとPAMMの利益・損失の仕組みを図でみていましょう

MAMは利益分配方式といい、親口座と同じように子口座もポジションを持ちます。
ただ、証拠金により、持つポジションのロットが違うだけ。
全くのコピーなのでコピトレとも呼ばれます。
次にPAMMですが、ポジションをもつのは親口座のみです。
PAMMは損益分配方式といいます。
PAMM利用時の注意点
【トレーダーの実力】
トレーダーが下手くそなら論外ですよね。
ただ、PAMMの場合、取引履歴などわからないので、透明性が低く、よほど信用できないと
利用するのは控えた方がいいでしょう。
過去の実績など十分調べてみましょう
【トレーダーの運用方針】
細かい内容を知ることは難しいですが、どういう方針でやっているかは調べておきましょう。
・保有ポジションの時間は長いのか?(ディトレなのかスィングトレードなのか)
・得意の通貨ペアなど
・ハイリスクハイリターン型なのか、ローリスクロータン型なのか?
【証券会社】
PAMMとMAMで最も大切なのは証券会社です。
詐欺に加担するような悪質な証券会社もあります。
昨年、わざと溶かしたと悪評の高いギアシステムではトレーディングホレックスは酷かったですね。
対応のまずさは、こちらのブログから
![]()
引用;アメブロ
PAMMを扱う証券会社は、評判の悪い証券会社でないかを調べておきましょう。
また、決められた出金日にも出金できないケースもあります。
これは素敵なニュース!#トレーディングフォレックス #TradingForex #ギアシステム #マックストレード #オーシャンプロジェクト #那須善次 #投資家テツ pic.twitter.com/BD66FOWwXL
— ルルブ.T (@Masami_EA_Dake) April 19, 2022
GOLD BULLION(ゴールドブリオン)をおすすめしない理由
・金のリスクについて触れていない点
・リスクの説明が皆無で非常に胡散臭いここに本文を入力
金のリスクについて触れていない点
紹介しているブログなどをみると、
・ゴールドで稼げます
・月利100%です
・PAMMで運用するので安心です(理由がよくわかりませんが)
など、いいことばかり書いてあります。
ゴールドの運用についてメリット、デメリットなど書くべきことはたくさんあるのに、何も書かれていません。
本当にゴールドのリスクがわかってすすめているのでしょうか?
・ボラティリティ(価格変動)が大きいのは、プラスの場合は爆益ですが、マイナスの場合、一瞬で資産を失う可能性もあります。
・金の埋蔵量のより価値の上下もありますが、「もしもこれから、新たな金鉱脈が発見され採掘量が増えたら、金相場はどうなるのでしょう。」
・短期的な目線でみると、金の相場は下がってきています。
上記のような場合、どうなるのでしょうか?
誇大広告の匂いが…

この運用実績が本当ならすごいですが、何度もいいますが、ハイリターンにはハイリスクが伴います。
ハイリターンの強調が目立ち、リスクについては、ほぼ書かれていません。
「投資は自己責任」という文章がちらっとある程度です。
せめて、ゴールドのリスク程度の話は入れてほしいですね。
月利129%、476%、55%などハイリターンの強調に終わり、ハイリスクでない部分の解説がありません。
ここに不信感を感じます。
まとめとおすすめ
ゴールドブリオンにはハイリスクでありながら、ハイリターンのみを強調しているので、全くおすすめできません。
PAMM自体は悪くないと思います。
というのは、私もおすすめしたいのは、PAMMでからです。
ゴールドも扱っていますが、ゴールドのみではないです。
スキャルピングトレードで、いろいろな通貨ペアで利益をねらいます。
詳細は
PAMMは月利10%の安定トレード!ドローダウンが低い訳は?
①証券会社はFXBeyond
②想定月利は10%でリスク管理が優れている
③負ける日もあるが、月単位でマイナスになったことがない
ハイリターンに魅力がある、一か八かで勝負⇒ゴールドブリオン
ローリスクでも月利10%で確実運用⇒ヒロGがすすめるPAMM
私がすすめるPAMMですが非常に調子がいいです。月利10%は越えています。
(さすがに月利200%ではないですが)

ヒロGのおすすめのPAMMに興味にある方は
